【勝ち負けにこだわる4歳児】子どもの一番病の治し方



一番病の理由は自信がなかったり、思い通りにならないことから来ます。
気持ちを受け止め、認めたりほめたりして、自己肯定感を高めることが大切です。

一番にこだわったり、負けそうになるとやめてしまう子どもの対応方法は

1.負けて泣いていたら落ち着かせる
2.気持ちを受け止め、言葉にする
3.落ち着いたら励ます
4.次どうすれば勝てるか考える
5.できているところをほめる

幼児期には、一番にこだわる時期があります。
・勝たないと気が済まない
・負けそうになると逃げる
・苦手なことはやらない
などの行動が見られます。

この記事ではそんな子どもの対応方法を説明します。

一番にこだわる理由

1.思った通りにならなかったから
子どもは一番以外をイメージするのが難しいのです。
一番になれずに泣いてる部分と、一番というイメージの通りに行かなかったために泣いている部分があります。
一番に限らず、自分の思った通りに行かないと泣くのと同じ感じです。

2.一番になった人は褒められるから。一番はすごい、えらいと思っている。
3.認められたい、褒められたいという気持ちから。


勝てなくて泣いてしまう子どもの対応方法

1.負けて泣いていたら落ち着かせる
2.気持ちを受け止め、言葉にする
3.落ち着いたら励ます
4.次どうすれば勝てるか考える
5.できているところをほめる

結果ではなく過程をほめる

できた時に褒めるだけではなく、できなかったときも、頑張りをほめましょう。
結果だけをほめられると、失敗してはいけないと思ってしまい、できないことはやらなくなってしまいます。
結果がどうであれ、過程をほめることで、失敗しても立ち向かえるチャレンジ精神が育ちます。

一番の基準を変える

一番にこだわる子どもは一番早いことにこだわる場合が多いのではないでしょうか。
一番早く準備ができた、早くついた、はやくおわった、など、早さはこどもにとってわかりやすいものです。

一番の基準を変えるとは、早さのほかに
・一番丁寧にできた
・一番やさしくできた
・一番かっこよくできた

など、ほかにも基準があることを伝えるのです。
一番早くなくてもほかで一番になれることがわかれば、速さだけにこだわることは少なくなります。

勝ってもいばらない、負けても怒らないよう説明する

遊ぶ時のルール説明で、勝っても威張らない負けても怒らない、泣かないなどを伝えましょう。

負けたほうはどうしたら勝てるのか考えられるように誘導しましょう。
何度でもチャレンジできるよう環境を作ることが大切です。

簡単なゲームで勝ち負けを繰り返す

大人と遊ぶときは大人が手加減してくれるので、子どものうちは負けるということになれていない場合があります。

勝たなくてはいけない、負けるのはとても嫌なことだ、という考えに縛られないように、簡単なゲームで勝ち負けを繰り返しましょう。
じゃんけんなどのすぐに勝負が決まるものが良いです。
負けてもまたやればよいのだと切り替えられるための練習になります。

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