触りたい衝動は抑えられません。
触りたいのに触れないのは子どもにとってもストレスで、
子どもを抑えるのは親にとってもストレスですよね。
触ってはいけないものがある場所は避ける、できる限り早く離れるのが親子にとってベストです。
2歳前後の子どもは何でも触りたがりますよね。
スーパーの商品、エスカレーターのボタンやトイレの開閉ボタンなど、触られては困るボタンもお構いなし。
ついつい怒ってしまいますが、知らないだけで悪気はないことがほとんど。
強く叱るのではなく、丁寧に教えていくことが大切です。
手は第二の脳と言われます
触っていいものはどんどん触らせましょう。
何でも触りたがる理由
触りたがる理由は
・衝動性が強い
・まだ自己コントロールができない
・目からの情報が強く、飛びついてしまう。
・こだわりが強い
等があります。
2歳ぐらいの子どもは何にでも興味津々。
目に入ったものは触りたい衝動にかられます。
それは自分では抑えることはできません。
触ることで、それがどういうものなのか確かめているのです。
できるなら何でも触らせて確認させてあげたいところですが、触ってはいけないものもたくさんありますね。
対応方法
対応方法は
・事前に約束をする
・約束を守れたらほめる
・触っていいものがあるところにつれていく
です。
以下で詳しく説明します。
事前に約束をする
「○○に触っちゃダメ」よりも「○○を押してね 」と伝えましょう。
例えばエレベータのボタンなどで押してほしいボタンを伝えます。
スーパーなら、買うものを伝えて取ってもらいましょう。
触りたいという衝動は自分では止められません。
禁止するのではなく、触ってもいいものがあるなら、そちらに誘導しましょう。
子どもによっては、視覚情報に強く、耳からの情報は入りづらい場合があります。
言葉だけでなく、イラストや動作を使って説明するとよいでしょう。
約束を守れたらほめる
小さなことでも出来たらほめましょう。
ダメなところばかりに目が行きがちで、何もしてない時はほめるのをわすれてしまいます。
叱らないで済んでいるということは当たり前のようですごいことです。
当たり前になってしまう前に褒めることが大切です。
触っていいものがある場所に連れて行きましょう。
触ってはいけないものばかりあるところにいるのは、子どもにとっても親にとってもストレスです。
触っていいものがあるところに移動するのがベストです。
用事がすんだら子どもがいろいろ触りだす前に離れましょう。
触ること自体はとても良いことです。
手は第二の脳と言われるくらい、触ることで脳が発達します。
触ってよいものがある場所では好きなように触らせてあげてください。
怒るのではなく繰り返し説明する
衝動的に触ってしまうのは、悪気があるわけではありません。
まだ触っていいものか判断できない年齢。
怒るのではなく、繰り返し丁寧に説明しましょう。
怒られても、なぜ怒られているのかわからない状態です。
触ったらどうなるのか、どれなら触っていいのかをしっかりと教えていく段階です。
まだ理解できない年齢なら、触っていいものがあるところに移動するのが一番です。
発達に応じて、社会のルールを少しづつ教えていくことが大切です。
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