スプーンを使わない、手づかみ食べに戻る1,2歳児の対応

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スプーンを上手に使えるようになるための近道は

・スプーンの練習より指を鍛える遊び
・いろいろなものを触り感覚を鍛える
・なるべく手伝わない
・見本を見せ、持ちやすいスプーンをつかう
・スプーンを使えたら大げさにほめる

手づかみ食べは、食べたい意欲の表れです。
食事は楽しくできるのが一番です。

指先を使う遊びで鍛える

スプーンを持つ練習ではなく、指先を上手に動かす練習を遊びに取り入れましょう。
1,2歳のころはまだ上手にスプーンを持てません。上から握る持ち方でしょう。

スプーンを持つ→食べ物をのせる→口まで運ぶ
これはなかなか難しいものです。

・洗濯ばさみ
・シール遊び
・積み木

など、指先を使う遊びを通して、指の感覚や筋力を鍛えることが大切です。

乳児のころのハイハイも重要で、腕の筋肉やバランス感覚が養われます。

手で触ることで確かめている

手は第二の脳とも言います。
特に幼児期は何でも手で触りたがりますよね。
この時期に、「汚れるから泥遊びはダメ」、などというのはとてももったいないことです。
手で触ってどんな感触か、重さかを知り、感覚を鍛えることが重要です。
砂遊び、粘土、絵の具など、感触を楽しめるもので遊びましょう。

手づかみ食べも同じです。
食べ物に興味をもって、触ってみたい、食べてみたという気持ちの表れです。
手づかみ食べはこの時期だけなので、触りたい意欲を大切にしましょう。

見本を見せて一緒に楽しく食べる

スプーンは子どもの持ちやすいものを使いましょう。
見本を見せて、一緒に食べることが大切です。

スプーンの持ち方は徐々に身につくもです。
時間がないと大人が手伝ってしまいますが、可能な限り自分で食べるのを見守りましょう。

1,2歳児はとてもノリが良い時期です。
手づかみ食べでもイライラせずに、楽しい雰囲気で食事することを優先しましょう。

スプーンで食べられたときは大げさにほめます。
「えースプーンでたべられるの!?かっこいいね!」
ほめられると得意げにもっとやってくれるはずです。

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