【マイペースな子どもへの声かけ】イライラせず動かすには

マイペースな乳幼児への対応方法を紹介します。

対応は
1.時間を意識させる
2.やってることに集中させる
3.ポジティブな声掛けで気持ちをのせる
4.早くできたらほめる

いつもより少しでも早くできたらほめましょう

マイペースな理由は、
・集中力がない
・こだわりが強い
・周りが見えていない
・時間に対する認識が弱い
などがあります。

なぜマイペースなのかを理解して受け止め、具体的な指示を出しましょう。

「はやく!」ではなく、次どうするかを考えさせる

具体的な指示をしましょう
「早く食べて」ではなく「スプーン持って」「口に入れて」「もぐもぐして」など
「準備して」ではなく「リュック持って」「靴履いて」などです。

できるなら本人に考えさせたほうがより良いです。
「今何するんだっけ?次何するんだっけ?」

今やっていることに意識を向けてスピードアップを促します。

選択肢を与えると意識を向けやすいです。
「服着替えて」ではなく「ズボンとシャツどっちから着替える?」という感じです。

「あと5分だよ」と言っても子どもは5分の短さがわからない

5分という言葉はわかっても、実際にどれくらい短いのか、5分で何ができるのかというのはわかっていません。
時計の針が〇になったらおしまいね。などと伝え、常に時計が見えるようにしておくとよいでしょう。
砂時計だとより分かりやすいかもしれません。

キッチンタイマーだと音で分かりますが、デジタルの数字はわかりにくいです。

時間を決めるのは本人にやらせるとより良いです。
人に言われたことより自分で決めたことのほうが守ろうと思うからです。

ポジティブな声掛けで気持ちをのせる

やっていることに意識が向いたら、気持ちをのせてスピードアップを図りましょう

・着替えるとき「どっちが早く着替えられるかな?よーいどん!」
・片づけるとき「この車の駐車場はどこかな?」
・ご飯の時「お魚が○○ちゃんのお口に飛んできたよ!あーん」

など、子どもは楽しいものだと思えばそこに集中します。

早くできたらほめる

普段より少しでも早くできたらほめましょう。
早くできたらほかのことに時間が回せるというメリットを伝えます。
また、早くできるんだという自己肯定感が生まれます。

早くできる→自信がつく→つぎも早くやろうとする
という良いサイクルが生まれます。

イライラしても早くはならない

マイペースな子どもにイライラしても効果がありません。
強くいってもペースは変わりません。
イライラするくらいなら時間で強制的に切り上げたほうが良いです。

時間がないとついつい手伝ってしまいますが、子どもができることはできるだけ自分でやらせましょう。

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