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切り替えができない子どもの対応方法としてよくいわれるのが
・事前に予定を伝える
・何時になったらおしまい
等があり、もちろんそれも有効です。
それにプラスして、子どもの心を満たすことが大切です。
できるなら好きなことを好きなだけやらせてあげたいですよね。
満足いくまで。でも時間やもの、場所は限りがあります。
その満たされない部分を受け止めることが大切です。
1.なぜ切り替えできないのか、どうしたいのかを聞いて受け止める。
2.うまく気分をのせて次に誘導する。
簡単に対応例を言うと
例えば、今やっているものを完成させたい、さいごまでやりたい場合
→すごいね!ここまでできたんだ。休憩したらorごはんたべたらもっとすごいのできるかもよ?
次の活動が嫌な場合
→そっか、嫌なんだね。じゃあぎゅってしてあげる。このまま抱っこでいこうか。それ終わったら○○ちゃんの好きなことしよう!なにがいいかな?
かなり簡単に書きましたが、気持ちを受け止める→気分をのせる、視野を広げる
といった感じです。
以下ではそのほかのポイントも紹介します。
先の見通しを伝える
事前に終わる時間や次にやることを伝えておきましょう。
「何時になったらお片付けしてね」「あと何回やったらおしまいね」
と伝えて、度々確認します。
可能なら子ども自身に決めさせるとより良いです。
人に言われたことより自分で決めたことのほうが守らないとという気持ちが強くなります。
次にやることは言葉だけでなくカードや写真を見せると伝わりやすい場合もあります。
耳からの情報より目からの情報のほうが入りやすい子どもにおすすめです。
前向きな声掛けで次のことに興味を向かせる
今やっていることに集中していると、それしか考えられません。
いったん別のことに注意をひき、ほかのことに目線を向かせると意外とすんなり次に進めることもあります。
次の楽しみ、興味があるものが伝われば、うまく誘導できるでしょう。
どうしたいか聞いて、受け止め、心を満たす
場面の切り替えが苦手な理由は何でしょうか。
同じ子供でも時と場合によって切り替えがうまくいかない理由異なります。
・今やっていることを満足するまでやりたい
・次のことが嫌だ
・熱中しすぎて周りが見えなくなっている
・つかれて機嫌が悪い
など、なぜ切り替えられないのかを分析して対応することがたいせつです。
そして、なにがいやなのか、どうしたかったのかを聞いて受け止めましょう。
受け入れる必要はありません。
「そうなんだね」と、あなたの気持ちはわかるよと、受け止めることが大切です。
親のイライラは伝わる、心に余裕をもって接する
「早くしなさい!」
などと強くいってもこっちがつかれるだけです。
ただせかすよりも、気持ちを受け止めて次に誘導するほうが結果的には早く切り替えできます。
また、そのほうが子どもにとっても大人にとっても気持ちよいですよね。
2歳、3歳のころはノリがたいせつです。
明るく楽しい雰囲気で誘ってみたら、つられてやってくることが多々あります。
ポジティブな声掛けをしてだましだまし誘導しましょう。
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