関連記事:手洗いを嫌がる子どもの対応方法
食事が、子どもにご飯を食べさせる「作業」になっていませんか?
大人が食事中に大変そうにしていると、子どもは食事が大変なものなのだと思ってしまいます。
大切なのは、食事は楽しいものだ、と子どもが思えることです。
2歳くらいの子どもが食事中に立ち歩くのはよくあることです。
この記事では、食事中に立ち歩いたり遊んだりする子どもの対応について書いています。
子どもが自分で食べてくれると親も楽になりますよね。
以下のことを繰り返し実践することで、少しづつ座って食べられるようになっていきます。
また、食に興味を持ち、食事が楽しいことだと思えるようになります。
関連記事:スプーンを使わない、手づかみ食べに戻る1,2歳児の対応
:食べるのが遅い子ども、食事に時間がかかる3歳児にイライラしたら
座って食べさせる方法
大切なのは、食事は楽しいものだ。と思えるようにすることです。
そのためには環境を整え、食事中のルールを明確にすることが大切です。
すぐに座って食べられるようにならなくても、繰り返し教えていきましょう。
食事をする環境を整える
食べ始める前に、おもちゃや絵本を片付けましょう。
できれば遊ぶ部屋と食事の部屋を分けて、おもちゃが目に入らないようにしましょう。
また、子どもの見本となるように大人も一緒に食べましょう。
子どもは大人の言動をよく見ています。
大人がしっかり座って食べることが大切です。
食事の時間を決める
何時から何時まで、と食事の時間を決めましょう。
時間を決めないと、いつまでもだらだら食べてしまいます。
毎日同じ時間に食べるのが良いです。
食事やお風呂、昼寝の時間など、ルーティンを決めてしっかりと守りましょう。
食事中の会話を楽しむ
食事中は、今日あったことなど会話をしましょう。
食事が子どもに食べさせる「作業」になってはいけません。
食事は楽しいものだと思えるように会話を楽しみましょう。
食に興味を持たせる
買い物や散歩のときなど、食に興味がわくように会話をしましょう。
買い物に行ったときに、野菜の名前を教えてその日のご飯に出して
「今日買った○○だよ!」と話すと興味をもって食べる意欲がわきます。
座って食べられたらほめる
立ち歩いた時に叱るのではなく、座ってたべられたらほめましょう。
座って食べて当たり前とおもっていると、褒めるのを忘れてしまいがちです。
しっかりとほめることで、座って食べるのが良いことなのだと理解できます。
また、しっかり座って食べやすい椅子を用意しましょう。
我が家では、安定感が高く、子どもが成長しても使えるストッケを購入しました。
いただきます、ごちそうさまを言う
挨拶をすることで、食事の時間が意識されます。
いただきますと言ったら座って食べる。
立ち歩くならごちそうさまをしてから。
そう決めておくと、子どもも食事中のルールを理解しやすいですね。
数回注意して聞かないならお皿を下げましょう
繰り返し丁寧に説明し、それでも立ち歩くならお皿を下げましょう。
遊んでいても食べられるなら、遊びをやめるようにはなりません。
いったんお皿を下げて、もういらないのか確認しましょう。
叱り方はこちらを参考にしてください→叱ってもやめない2歳児に効果的な叱り方
すぐに座って食べれなくても、毎日繰り返し続けていきましょう。
丁寧に接していくことで、少しづつできるようになります。
食事中立ち歩く理由
食事中に立ち歩く理由としては
・遊びたい
・食事が退屈
・おなかがすいていない
・嫌いなものがある
などがあげられます。
立ち歩く理由によって、対策も変わってきます。
子どもをよく観察して、なぜ立ち歩くのかの理由を考えることが大切です。
これはNG
・追いかけて食べさせる
追いかけられながら食べるのが当たり前になってしまいます。
食事は座って、テーブルについてするもの。そこがぶれないようにしましょう。
・反応しすぎる
手で食べたり、食べ物を投げたりしたときに、過剰に反応するのはやめましょう。
大人の反応が面白くて繰り返しやります。
淡々と注意する、面白くないことであると伝えましょう。
・大人が何度も席を立つ
何かを取りに行ったりするのに何度も席を立つと、子どもも落ち着きません。
また、大人が立って食べたり立ち歩くとそれを真似します。
そもそも2歳児は集中して何十分も座ってられないものです。
遊びたい気持ちに共感しつつ、ダメなものはダメとぶれないようにしましょう。
食事は楽しいもの
食事は楽しいものだと思ってもらうことが大切です。
つまらない、退屈なものだと感じているなら、座って食べることはできません。
食事の時間が子どもにご飯を食べさせる作業になっていませんか?
大人が食事中に楽しそうにしていないなら、子どもが楽しいものだと感じることはないでしょう。
子どもは大人の姿をよく見ています。
大人がしっかりと座って食事を楽しむことが大切です。
また、嫌いな食べ物を無理やり上げる必要もありません。
大きくなれば食べられるようになりますし、無理やり上げるのは逆効果です。
食事がつらいものだと感じてしまいます。
大事なのは何を食べるかよりも、一緒に楽しく食べることです。
関連記事:手洗いを嫌がる子どもの対応方法
:スプーンを使わない、手づかみ食べに戻る1,2歳児の対応
価格:32,857円 |
コメント